今回、「これからのコワーキング」をテーマに神戸でイベントを開催することになりました。しかも、その日がぐんぐん迫っていますので、こちらでもご案内いたします。
以下が、その公式ウェブサイトです。
Beyond the Coworking:これからのコワーキングを神戸で考える〜コワーキングと◯◯を掛け算しよう〜
【概要】
日本のコワーキング発祥の地神戸では、日本で最初のコワーキングスペース「カフーツ」を中心に、これからの地方都市、地域社会におけるコワーキングの役割を探るイベント「Beyond the Coworking!これからのコワーキングを神戸で考える」を開催します。
このイベントは、会場となる「こうべまちづくり会館」の今後の利活用の方向を探るべく、市民が参加するイベントでの対話を通じてそのヒントを得ることを目的とし、神戸市の委託を受けて開催します。
【内容】
日本にコワーキングがはじまったのは、2010年5月15日、ここ神戸からです。それから、すでに7年が経ちました。
その7年のあいだに、単にフリーランサーやスタートアップが仕事をするだけではなく、コワーキングと◯◯(なにか)を掛け算することで、ローカルエコノミーを駆動するエンジンとなり、市民生活の拠点にもなり、あらゆる連携を実現するハブにもなり得る、いわばその地域の活動にさまざまな効果をもたらすインフラになってきています。
その認識に立って、「Beyond the Coworking」と銘打ち、コワーキングと「創」「学」「旅」「食」「遊」「催」「育」そして「働」をかけ合わせてコワーキングの向こうにあるものを考えてみよう、そこで得られるアイデアをこれからのコワーキング運営に活かそう、というのがこのイベントの趣旨です。
今回のイベント期間中に、上記の8つの要素を踏まえてテーマを絞り、6つのトークセッションを行います。セッションの中では、参加者もブレストに加わり発言する時間を設け、さまざまな知見や情報を共有する場にします。
また、コワーキングスペースを開設する時間帯も設けます。いつもと同じように仕事していただくのもよし、仲間と打ち合わせや軽く勉強会するのもOKです。利用料金は無料です。
なお、6月17日(土)はコワーキングスペースで、子供さん向けのプログラミング教室「CoderDojo神戸」を開催します。
また、最終日、18日(日)には、街を自由にめぐる「シャルソン」も同時開催します。コースを自由にたどるシャルソンで、参加者が神戸の街や人を再発見し、それをFacebookに随時アップしていく、ユニークなイベントです。ここから得られる神戸の魅力が、今後のコワーキング運営のヒントになることを期待しています。
以下、その概要です。
<日時>
2017年6月16日(金)〜18日(日) 各日とも10時〜20時30分
<場所>
こうべまちづくり会館
〒650–0022 兵庫県神戸市中央区元町通4–2–14
TEL:078–361–4523 FAX:078–361–4546
<タイムテーブルと各セッションの登壇者>
●6月16日(金):
13時30分〜15時 「育」とコワーキング
・深沢 周代氏(大阪) コワーキングスペース「JUSOCoworking」主宰者
・須澤 美佳氏(芦屋) ママの起業をサポートする「Mamantre」代表
19時〜20時30分 「学」とコワーキング
・平尾 清氏(東京・山形) 東北公益文科大学内コワーキング「UNDERBAR」開設者
・大塚 毅彦氏(明石) 国立明石工業高等専門学校 建築学科教授
●6月17日(金):
17時〜18時30分 「働」とコワーキング
・岡 浩平氏(北九州) コワーキングスペース「秘密基地」主宰者
・稲見 益輔氏(愛媛) コワーキングスペース「マツヤマンスペース」主宰者
19時〜20時30分 「創」とコワーキング
・東村 奈保氏(神戸) モノづくりクリエーターの発信基地「TuKuRu」代表
・山口 晶氏(神戸) リノベーションデザインや施工、イベント演出「TEAMクラプトン」主宰者
●6月18日(日):
17時30分〜18時30分 「旅」とコワーキング
・佐谷 恭氏(東京) シャルソン創設者、コワーキングスペース「PAX Coworking」主宰者
・伊藤 富雄(神戸) コワーキング協同組合代表理事、コワーキングスペース「カフーツ」主宰者
19時〜20時30分 「食」とコワーキング
・佐谷 恭氏(東京) シャルソン創設者、コワーキングスペース「PAX Coworking」主宰者
・市川 育夢氏(広島) コワーキングスペース「Shake Hands」主宰者
※進行
伊藤 富雄 コワーキング協同組合代表理事、コワーキングスペース「カフーツ」主宰者
なお、このイベントは神戸市からの委託を請けて、会場となります「こうべまちづくり会館」が、今後、地域社会に役立つ諸々の活動の拠点としてどう利活用されるべきか、その緒をつかむための意見交換の場として開催されるものであり、そこで共有されるさまざまな知見、情報、アイデアを以って、将来の施設運営におけるひとつの方針を建てるための社会実験をも兼ねております。
要するに(タイトルにありますように)「コワーキングと◯◯を掛け算する」ことで実現できることは何かをえぐり出し、それを今後のコワーキングの運営に反映させる、それが目的です。
ただし、ここでいう活動とは、必ずしもビジネスに限りません。その人ならではの地域活動や、研究活動、あるいは他地域のコワーカーやコワーキングとのコラボレーションなど、コワーキングが「コトを起こす」「人をつなぐ」場として機能する際に、各々の視点では、さてどう使うのか、を問いたいというのが趣旨です。
少々、理屈が過ぎるかもしれませんが、これからの地方都市のコワーキングの役割はそこにあると思っています。それを実証する機会にしたいと思います。
ところで!ここから本題です。
今回、急に決まった話でもあり、運営予算がまったくありません。(神戸市からも、実はありません)スタッフはもちろん、現時点で登壇にOKくださった上記の皆さんも、原則、無報酬で快諾いただきました。まったく感謝しかありません。
ですが、せめて交通費はお出ししたいと思いまして、キャンプファイヤーさんでクラウドファンディングをはじめました。
ぼく自身、クラウドファンディングははじめてのことなので、案の定、右往左往していますが、このイベントの趣旨にご賛同いただけますならば、ぜひご協力いただきたいと思います。なにしろ、全然、予算がありませんもので!よくそれで、あんた…とお思いのあなたも、ぜひここはひとつ、よろしくお願いいたします!
そして、ぜひぜひ、当日、イベントにご参加ください。そして、これからのコワーキングについてみんなで考え、次のアクションのステップにしましょう。
